2023/09/29
デマンドコントロールの運用見直しに伴う画面作成とネットワーク設定変更
2つのエリアで広大な敷地内に複数の工場を稼働させていましたが、そのなかの工場でデマンドが未制御のままになっていました。ネットワークに取り込めていなかった。
ここへ新たに工場が増えるとのことで、
①現在の各工場のデマンドを改めて調査し、制御する順番を把握する②工場全体のネットワークの見直しという2つの課題が浮上しました。
各設備の現状のネットワークを調査
モニタッチでデマンドを監視し、正しいデマンド制御へ
まず、各設備がどのようなネットワークで構築されているのか現状調査を行い、客先に対してデマンド制御の運用方法を提案しました。そして、今回導入する新規の設備やその将来性を考慮して、PLCやタッチパネルのソフトウェアを改修しました。この過程で、発紘電機の「モニタッチ」を使用してデマンドの監視を行いました。
その結果、工場全体をとおしてデマンド制御が正確に行われるようになり、契約電力を超過するリスクが大幅に減少しました。
さらに、原単位の把握も正確にできるようになりました。
既存のネットワークに新たに追加するだけでは、制御が適切に行われず、効率的な運用が困難になることがあります。
新旧の設備の見直しは、システムの安定稼働や無駄の排除に直結するといっても過言ではありません。デマンドコントロールでお悩みの担当者様は、一度お問い合わせください。