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2022/03/29

磁気読み取りカード(接触型)からタッチ式カード(非接触型)への更新

タッチ式リーダーを導入し作業の効率化につなげる

化学薬品を取り扱う工場からのご依頼です。この工場では、一日に何台ものタンクローリーが稼働しているのですが、あるとき、その会社のシステム運用関係者様から「タンクに化学薬品を充填するたびに磁気カードをリーダーに読ませるが、リーダーの劣化が著しく、またカードも繰り返し使用しているうちに反ったり曲がったりして反応が鈍い」といった状況のご相談をいただきました。ドライバーさんの手間や負担をなくすためにも、この不便を解決したい、といった要望がありました。

磁気読み取り式に代わりタッチ式リーダーを導入。現場での作業を効率的に

既存のリーダーは磁気読み取り式で、モーターやセンサーなど内部に細かな部品を使用していましたが、屋外の環境で酷使したことにより内部パーツの損傷が見られました。現場が屋外にあったということもあり、劣化が早まったものと推測されました。そういった状況を鑑み、修理ではなくRFID(タッチ式リーダー)を導入しました。リーダーのデバイスを置き換え、それにともなう若干の改造を行い、時間とコストの削減に成功しました。挿入操作からタッチ操作に変わったことでカード自体の損傷も減り、リーダーの劣化もなくなりました。ドライバーさんもトラックの運転だけに集中することができ、作業効率も上がりました。

現在はドライバーさんも操作をスピーディーに行うことができ、安定した業務を実現することができているとのことでした。今回の件は、ご相談をいただいてから1ヶ月余りという短い期間で納品できたことも喜んでいただけました。また、同社工場内で使用する制御盤を弊社が納めて以来お付き合いのある企業様ということもあり、問題の把握がスムーズにいったことが大きく起因したと思われます。
 今後も、どんな小さなこともご相談していただけるような関係性を築いていけたらと思います。

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